資格※ | 対応力 | 痛み 対策 |
正確性 | |
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浅賀歯科医院 | 専門医 指導医 |
○ | ○ | ○ |
たけまさ歯科 | - | ○ | ○ | - |
安藤歯科医院 | 専門医 | ○ | ○ | - |
みさわ歯科 | - | ○ | - | - |
■早見表について
埼玉県で「指導医」がいる歯科医院4院(2020年2月時点)を紹介。そのなかでも、継続的かつコンスタントに治療を行っていることが重視される日本口腔インプラント学会認定の専門医・指導医まで取得しているかがポイントです。資格に加えて、以下の項目についても調査しました。
※日本口腔インプラント学会認定の資格有無
インプラントは、インプラントを顎の骨に埋入して上から人工歯をかぶせる治療です。インプラントを埋め込んで固定させるためには、ある程度の骨の量が必要になります。ただ、顎の骨は年齢を重ねていくごとに薄くなっていくもの。なかには顎の骨の厚みが足りなくて、インプラントが行えないと医師から断られる方もいます。
しかし、骨の量が足りなくてもきちんとした処置を行えば、インプラント治療を受けることができます。こちらでは顎の骨が薄くてインプラントが難しい…と言われてしまった方に向けて、インプラントの補助施術を紹介します。
骨の量を増やしたり厚みを持たせたりする補助施術のことを「骨造成技術」といいます。こちらでは主な骨造成技術として知られるソケットリフト・サイナスリフト・GBRを紹介します。
上顎の奥歯の骨格部分には、空洞になっている「上顎洞(サイナス)」と呼ばれる部位があります。一般的な骨の厚みがあれば問題なくインプラントを埋入することができますが、ここの骨が薄いと上顎洞内にインプラントが突き抜けてしまいます。気にせずインプラントを埋め込んでしまうと、インプラントが安定せず、最悪の場合は上顎洞のなかにインプラントが落ちてしまうかもしれません。
骨の厚みを増すために行われるのがソケットリフトです。増やしたい骨の厚みが3mm以下の場合、または顎の骨の厚みが4mm以上ある場合に用いられます。
ソケットリフトではまず顎の骨に穴をあけて、骨と上顎洞のあいだにある「シュナイダー膜」と呼ばれる薄い膜を移動させたあとに、事前に採取した自家骨を入れていきます。自家骨は下顎やオトガイから採取しますが、人口骨を使用するケースもあるそうです。
次に紹介するサイナスリフトと比べると傷口が小さく済むため、術後の腫れや痛みも軽減されます。
ソケットリフトと同様、上顎の奥歯部分の骨が薄く、インプラントが安定しない場合に用いられます。サイナスリフトは骨の厚みを3mm以上増やしたい場合に適応されますが、ソケットリフトと比べると負担が大きく、痛みや腫れの程度も強いため、最近ではあまり用いられません。
施術方法としては、顎の骨に穴をあけるところまではソケットリフトを同じですが、サイナスリフトでは骨と上顎洞のあいだにある「シュナイダー膜」と呼ばれる薄い膜部分に自家骨を入れて厚みを持たせていきます。
抜歯したり歯が抜けてなくなってしまった部分は、骨が再生されるよりも前に歯肉が回復するため、骨が再生するスペースがなくなり骨量が不足しています。骨が薄い部分にインプラントを埋め込んでしまうと、インプラントが安定せず、長持ちしづらくなってしまいます。こういったときに適用されるのが「GBR(骨再生誘導療法)」です。
自家骨や人工骨を充填して骨の量を増やすソケットリフト・サイナスリフトに対して、GBRは人工的に骨を再生させる治療法です。骨が不足している部分に、骨を再生させるためのスペースをつくり、自家骨や専用の骨充填剤を注入。骨の再生を促進させます。
CBRは骨の量が足りないときのほか、骨の高さが足りないときにも有効です。ただ施術の難易度が高いため、GBRを行っていないクリニックも多いようです。
入れ歯にしてからずいぶん経ちますが、なかなか慣れず、インプラントに興味を持ちました。かかりつけの歯科で相談したところ、顎の骨が薄いからインプラントは無理だと断れてしまい…それでも諦めきれず、インターネットで見つけたクリニックで相談してみることに。たしかに顎の骨が薄く状態が悪いが、骨を厚くする施術を行えば問題ないと言ってもらえました。
時間はかかりましたが、無事インプラントが完了し、昔のように食事できるようになったことが本当に嬉しいです。最初に断られたとき諦めなくてよかったと心から思いました。
手術後に思うことはインプラントにして良かったということばかり。10年以上入れ歯を使用してきましたが、使い心地で言えば雲泥の差です。
70歳を過ぎてからの手術で、顎の骨も薄くなっており、先生からは難しい症例でしたと言われましたが、当の私は口を開けて待っているだけですので、とくに苦痛はありませんでした。顎の骨の再生を促す処置など、人体の不思議や医療の発展はすごいなと思いますね。
部分入れ歯からインプラントに変えたかったんですが、骨が薄いから難しいと断られ、セカンドオピニオンでほかのクリニックを受診しました。顎の骨に厚みを持たせる施術を行えばインプラントができると教えてもらい、手術を受けることに。
治療費や時間はそれなりにかかりましたが、食事を楽しめるようになったり人と会話しているときも口元が気にならなくなったり、結果的には大満足しました。
顎の骨の造成処置や再生処置を扱っており、骨が薄いインプラント難症例にも対応できる埼玉の歯科を3院ピックアップしました!代表医師の紹介やクリニックの口コミ・評判もまとめています。
浅賀歯科医院では、医師・衛生士・技工士・インプラント専門カウンセラーが一丸となって高品質で快適なインプラントの提供を目指しています。インプラントの治療実績は40年以上にも及び、顎の骨が薄いインプラント難所例のほか、オールオン4やフラップレスインプラントといった高度な技術が要されるインプラント治療の症例も多数あります。
クリニックは南越谷駅・新越谷駅から徒歩3分の好立地。インプラント治療を熟知した専門カウンセラーによるカウンセリングも行っています。インプラントに興味があるけど詳しくは知らない…といった方にもじっくりと分かりやすく説明してくれるのでおすすめです。
理事長を務める浅賀寛医師はインプラント治療を得意としており、日本口腔インプラント学会が認定する専門医・指導医資格の両方を取得されています。埼玉県内でこの2つの資格をもっている医師は、わずか10人ほどしかいません。
歯科医師としての技術はもちろん、患者との対話に重きを置いているのも浅賀医師の特長。患者との信頼関係を何より大切にしているそうです。丁寧なカウンセリングと妥協のない治療技術の研さんを行い、クオリティの高いインプラント治療の提供を目指しています。
浅賀歯科医院では骨の量が少ない方にも適応できるインプラントシステムを扱っています。それでも対応が難しい場合に備えて、ソケットリフトやサイナスリフト、骨移植、さらに骨を人工的に再生させる「GBR」や、患者自身の血液を用いた骨の再生をサポートする再生療法「CGF」を用意。
これだけ豊富な補助施術を用意できるのは、インプラントに強いクリニックならでは。すべての方が安心してインプラント治療を受けられるよう、最先端の知識や技術の習得を心がけているのです。
所在地 | 埼玉県越谷市南越谷1-1-57 |
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アクセス | JR武蔵野線「南越谷駅」、東武伊勢崎線「新越谷駅」から徒歩6分 東京外環自動車道「川口東IC」出口から7.4km(駐車場:10台+優先専用駐車場完備) |
診療時間 | 平日:9:30~13:00/15:00~19:00 土曜:9:30~13:30/15:00~18:00 |
休診日 | 日曜・祝日 |
オペ室の有無 | 大学病院レベルの設備を揃えた、インプラント専用オペ室を完備 |
みさわ歯科インプラントセンター春日部公式HPで
インプラント治療を詳しく見る
みさわ歯科インプラントセンター春日部のインプラント治療の特徴は、最低5人以上のスタッフで行われるインプラント手術。執刀医1名、サポートスタッフ1名、バキューム担当スタッフ2名、麻酔専門医1名による合計5人以上で構成されており、万全の体制を目指しています。
不定期ながらインプラント無料相談会を開催しており、相談はもちろん検査まで無料で対応してくれるそう。開催スケジュールは公式ホームページまたは電話で確認してみてくださいね。
院長を務める三澤篤医師は、「咀嚼(そしゃく)に悩んでいる方のトータルアドバイザーとして、充実した人生設計のお手伝いをする」をコンセプトに、日頃の診療に臨んでいます。
大学卒業後は南カリフォルニア大学に留学し、インプラント治療に関する研さんを積んできました。また、世界的なインプラントメーカー・ストローマン社が認定するインプラント指導医資格も取得。インプラント治療に力を入れている様子がうかがえます。
インプラント手術の前にレントゲン検査を行い、骨の形や量などの立体的な3Dデータを取得。顎の骨が足りないと判断されて場合は、ソケットリフトやサイナスリフト、もしくはGBRで骨の量を増やしていきます。
インプラント手術と同時に行えるほどの軽度な症状であれば、無料でGBRまたはソケットリフトが受けられるのがみさわ歯科インプラントセンター春日部ならではの特長。有料の場合はGBRなら10万円、サイナスリフトは25万円で処置が受けられます。
みさわ歯科インプラントセンター春日部公式HPで
インプラント治療の実績を見る
所在地 | 埼玉県春日部市粕壁1-7-1 |
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アクセス | 東武伊勢崎線・野田線「春日部駅」から徒歩0分 東北自動車道「岩槻IC」出口から9.0km(駐車場:なし ※提携駐車場はあり) |
診療時間 | 平日:9:00~13:00/15:00~20:00 土曜日:9:00~13:00/15:00~18:00 日曜日:10:00~17:00 |
休診日 | 年中無休 |
オペ室の有無 | 衛生管理が徹底されたインプラント専用オペ室を完備 |
インプラント治療に力を入れている安藤歯科医院。オールオン4や1dayインプラント、フラップレスインプラントなど難しいインプラント治療も幅広く扱っています。
クリニックは朝霞駅から徒歩15分の位置にあり、駅からクリニックまでの無料送迎サービスも実施。無菌手術室を完備しており、設備環境は総合病院クラスと謡うほど。インプラントに関するパンフレット資料の送付も行っているので、「インプラント治療について詳しく知りたい!」という方は、まずは資料を請求をしてみるのがおすすめです。
理事長および院長を務めている安藤正実医師は昭和大学歯学部の出身。1983年に大学を卒業後、「アパセラムインプラントシステム研修」に参加し、その知識と技術に磨きをかけてきました。1985年に安藤歯科医院を開設後、翌年に医療法人新正会の設立、2009年医は「安藤歯科・ORCインプラント矯正クリニック」を開設されています。
現在はインプラント難症例にも対応できるクリニックを目指して、日本口腔インプラント学会や国際インプラント学会にも所属し、インプラントに関する知識をより深めているそうです。
安藤歯科医院ではサイナスリフト法・ソケットリフト法・GBR法での骨造成処置および再生処置を扱っています。大掛かりな手術は必要ありません。
造成・移植費用は必要な骨の量によって異なり、0.5mlで2万円、1mlで4万円、2mlで8万円…となっております。正確な費用は処置方法や顎の骨の状態によって変わる可能性もあるため、詳しくはカウンセリング時に確認してみてくださいね。
所在地 | 埼玉県朝霞市栄町4-5-11 |
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アクセス | 「朝霞駅」から徒歩15分 東京外環自動車道「和光IC」より約5分(駐車場:14台) |
診療時間 | 月曜~水曜:9:00~13:00/14:00~17:30 金曜:9:30~13:00/14:30~19:00 土曜:9:30~13:00/14:00~17:00 |
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
オペ室の有無 | 総合病院クラスの無菌手術室を完備 |
埼玉県で「指導医」がいる歯科医院4院(2020年2月時点)を紹介。そのなかでも、継続的かつコンスタントに治療を行っていることが重視される日本口腔インプラント学会認定の専門医・指導医まで取得しているかがポイントです。資格に加えて、以下の項目についても調査しました。
※日本口腔インプラント学会認定の資格有無