資格※ | 対応力 | 痛み 対策 |
正確性 | |
---|---|---|---|---|
浅賀歯科医院 | 専門医 指導医 |
○ | ○ | ○ |
たけまさ歯科 | - | ○ | ○ | - |
安藤歯科医院 | 専門医 | ○ | ○ | - |
みさわ歯科 | - | ○ | - | - |
■早見表について
埼玉県で「指導医」がいる歯科医院4院(2020年2月時点)を紹介。そのなかでも、継続的かつコンスタントに治療を行っていることが重視される日本口腔インプラント学会認定の専門医・指導医まで取得しているかがポイントです。資格に加えて、以下の項目についても調査しました。
※日本口腔インプラント学会認定の資格有無
インプラントの成功率を高めるポイントの1つに、インプラント周囲炎の予防があります。インプラント周囲炎が悪化するとインプラントが抜ける可能性があるほか、治療のためにインプラントを除去しなければならないケースも。事前にインプラント周囲炎を引き起こす原因や予防法を学んでおきましょう。
インプラント周囲炎とは、その名の通りインプラントの周辺組織にて炎症が起こっている状態のこと。歯周病と同様、細菌感染症に分類され、歯面に付着した歯垢が原因で起こります。
インプラント周囲炎の前兆に「インプラント周囲粘膜炎」というものがあり、これはインプラントと歯面の接合部に溜まったプラークによって、歯肉などで炎症が起こっている状態です。
歯肉で発生した炎症が歯槽骨まで進行した状態をインプラント周囲炎と言います。症状が悪化すると、歯周ポケットから膿が出たりインプラントがぐらついたりするため、早めの対処が重要です。
インプラント周囲炎の治療法は、歯石の除去や薬剤による消毒洗浄などがありますが、最悪の場合はインプラント自体を除去しなければなりません。
インプラント周囲炎の原因は、歯周病の原因と同じ細菌感染による炎症です。日頃のケアや定期的なメンテナンスが不十分でプラークが蓄積すると、プラーク内の細菌が増殖し、インプラントや歯肉を支える歯槽骨をはじめとしたインプラント周辺組織が細菌感染してしまうのです。
インプラント治療後は歯磨きが必要なくなる…というわけではなく、むしろ天然歯以上に丁寧なケアが必要になります。インプラントを長持ちさせるためには、毎日のブラッシングやデンタルフロスによるケア、歯科医院での定期的なメンテナンスを行うのが必須条件です。
糖尿病を患っている人は、インプラント治療後の傷の治りや骨結合に悪影響を及ぼすリスクが高く、インプラント周囲炎になりやすいのが特徴。とくに重篤な症状を持っている人は、インプラント治療を受けられない可能性もあります。
喫煙は血流が悪くなり、唾液の分泌量が減少してしまいます。口内の細菌が増殖しやすくなるため、インプラント周囲炎にかかりやすいのです。非喫煙者と比べてインプラントの寿命が短くなるので、治療後は禁煙を心掛けると良いでしょう。
貧血によって組織に十分な酸素が行き渡らないと、術後に感染症を起こしやすくなります。傷の治りも遅くなるので、炎症が起きやすい環境となってしまうのです。また、貧血の人はインプラント周囲炎の治療が長引きやすい傾向にあります。
インプラント周囲炎になると、歯肉に腫れや赤みが生じます。腫れた部分を押したりブラッシングすることで、歯肉から出血がみられることも。
歯肉の腫れが進行すると、歯肉と人工歯の接合部に隙間ができ始めます。そのなかに汚れや食べかすが溜まり不衛生な状態が続くと、炎症が深部にまで広がり、歯周ポケットがどんどん深くなっていくのです。
インプラント埋入部には膿が溜まりやすく、独特な臭いを発するように。口臭がきつくなったことを不思議に感じてクリニックを受診することで、インプラント周囲炎が発覚するケースも多いようです。
インプラント周囲炎の症状が悪化すると、歯肉や歯槽骨の破壊や歯肉退縮が起こります。さらに進行するとインプラントを支えられなくなり、インプラントがぐらついたり抜けてしまったりすることもあります。
インプラント周囲炎は、炎症が粘膜で留まっている段階であれば治療によって改善可能です。しかし、歯肉や歯槽骨が破壊されてしまうとインプラントを取り除かなければなりません。
インプラント周囲炎を予防するには、毎日丁寧なブラッシングを徹底っし、リスク要因を軽減することが有効です。ブラッシングによるプラークコントロール以外にも、術前に歯周病や糖尿病、貧血などの症状を改善したり、禁煙に努めましょう。
また、毎日のセルフケアだけではどうしても不十分となってしまうため、歯科医院での定期的なメンテナンスも忘れてはいけません。
埼玉県で「指導医」がいる歯科医院4院(2020年2月時点)を紹介。そのなかでも、継続的かつコンスタントに治療を行っていることが重視される日本口腔インプラント学会認定の専門医・指導医まで取得しているかがポイントです。資格に加えて、以下の項目についても調査しました。
※日本口腔インプラント学会認定の資格有無