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インプラントの無痛治療とは

インプラント治療は痛いもの、と考えている方がほとんどだと思います。

しかし、静脈内鎮静法や切らないインプラント治療を行うことにより、インプラントの無痛治療を実現できます。

静脈内鎮静法

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静脈内鎮静法とは、うたた寝をしているような状態、または、ほろ酔いのような状態でリラックスして治療を受けられるという方法です。

ストレスがなくなり、ほとんどの人が「いつの間にか手術が終わっていた」と感じています。

全身麻酔のように完全に意識がなくなるわけではありませんが、手術中のことを覚えていないことが多いので、気がついたときには手術が終わっていたと感じるようです。

しかし、鎮静開始までには、直前の患者さんの全身状態の確認・必要器材・薬剤の準備が必要です。また、術後は歩いて待合室まで戻れるくらいまで回復を待たなければいけません。

したがってチェアタイムとして、治療開始前に30分、治療開始後に30分程度時間を設けているパターンが多いようです。

静脈内鎮静法の流れをみなさんにもご紹介しましょう。

静脈内鎮静法の流れ

①血圧計・心電図などのモニター類を装着します。

②腕または手の血管に点滴を打ちます。

③点滴から薬を流し、リラックスした状態にします。

④少しずつ、ふわふわしたような気分になっていきます。薬の効果には個人差がありますが、場合によっては寝てしまう人もいます。

⑤インプラント施術を開始します。患者さんは無痛で治療を受けることができます。

⑥手術が終了する頃に目が覚めるように薬の投与を終了します。

薬の効果には個人差があるため、断片的に手術中のことを覚えている場合や、最後の方だけ覚えている場合などもあります。

⑦手術終了後、点滴を抜き、体調や気分が回復するまで休憩したら終わりです。

常に担当の麻酔医が常駐しているので、最後まで安心して治療を受けることができます。

無痛治療のメリット

無痛治療のデメリット

切らないでできる治療とは?

インプラント治療はしたいけど、切開手術が怖い・・・と考えている人も多いのではないでしょうか。

インプラント治療は通常、メスで歯肉を切って歯肉を剥離させ、そこにインプラントを埋め込む手術が一般的です。しかし、患者さんの不安や身体の負担を軽減させるために「切らない手術」という方法もあります。

切らないインプラント治療を「フラップレス術」といいます。フラップレスとは、無切開・無剥離とう意味です。

手術前にCT撮影とコンピュータシュミレーションを行うことで、正しい位置に正確にインプラントを埋入するための手術用テンプレートをあらかじめ作成することで、歯肉を切ることなくインプラント手術を行うことができます。

フラップレスのメリット

フラップレスのデメリット

どちらも痛みはなく回復力も早い

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では、2つの大きな違いはなんでしょうか。それは、手術時間です。静脈内鎮静法では、点滴をする時間を含め、原則で2時間30分以内の治療が決められています。

実際そんなに長時間治療を行うことはありませんが、点滴を待つ時間や治療後に体を休めなくてはいけないため、フラップレス術に比べると時間がかかると考えていいでしょう。

フラップレス術で行うインプラント治療は、所要時間がだいたい20~30分程度です。

もちろん埋入するまでにCT撮影やコンピュータシュミレーションなどの準備期間は大いに時間を要するものですが、実際に治療を開始してしまえばフラップレス術の方が早いのです。

どちらもメリット・デメリットを踏まえてご紹介しましたが、歯科医院によってはどちらの治療法も取り入れていないところもあります。

施術を行う医師なのかインプラント治療法が選択できることなのか、どちらを重視するかしっかりと考えた上で治療を行うことをおすすめします。